運営編
FX会社で銀行の融資は受けられますか?
受けられないでしょう。
法人なら銀行融資が受けやすい、と書かれている書籍も見られますが、銀行がFXや投資信託をはじめとする金融商品への投資会社に対して融資をすることは通常ありません。
(投資目的でも不動産だけは融資対象になります)
銀行融資とは異なりますが、個人若しくは法人で証券担保ローンを行うことができる金融資産をお持ちであれば、借入目的が自由なケースもあります。
諸事情により給与を発生させたくないのですが会社として問題ないですか?
問題ありません。
厳密には、役員報酬が0円というのは異常な状態とも言えます。 しかし、業績が悪い会社であればその状態はありえる話ですし、逆に気にしなければならない点は、融資を他事業で受ける、 また個人での賃貸契約等の重要な予定が数年内にあるという場合は0円では難しい場合もあります。
個人海外FXと国内法人FXはどちらが有利ですか?
利益獲得の観点からはその業者との相性もあると思うので一概に判断することはできません。 しかし、個人課税での海外FXは国内FXよりも不利です。所得が高い人であれば国内FXの20%の税率を超えますし、損失が出ても繰り越すことさえできません。 税務上ではやはり国内法人FXの方が有利だと考えております。利益額にもよりますが、海外FX→国内FX→国内法人FXの順だと考えております。
FX会社で国等の助成金は受けられますか?
受けられないでしょう。
助成金には人(親族以外)を雇用することを前提としているものが多く、FX法人はその対象となりにくいと考えられます。 また、革新的な技術開発をするようなこともないため、補助金等の対象となることもないと考えられます。
ASCFXと契約した場合、相談にはお金がかかりますか?
メール、電話、Skype、お越しになられての面談、いずれも追加料金はいただいておりません。 ご心配な点やご不明の点がございましたら何度でも気軽にご相談ください。
持家ですが事務所家賃は取れますか?
取れますが下記に該当する場合は避けるべきです。
住宅ローン控除を受けている場合や、近々売却を予定していてマイホームの売却益の特例を受ける予定のある方は、デメリットの方が大きくなる可能性が高いので避けるべきです。 上記に該当しない場合は管理修繕費・水道光熱費・通信費・固定資産税・保険料・減価償却費などの合計額を根拠に合理的な按分割合を用いて事務所家賃として経費に設定すると良いでしょう。
法人のFX口座に運用資金を追加したいのですが、どうすればよいですか?
代表的な方法として、個人から法人へお金を貸し付けることができます。
これは一般的に多く行われていることなので特に気にする必要はありませんし、個人の資金さえあれば簡単に行うことができます。利息もつける必要はありません。
(つけることもできますが、受け取る個人にとっては雑所得となります。)
個人名義のクルマの場合、どこまで法人経費として認められますか?
個人所有のクルマの場合、会社が負担できる範囲はきわめて限定的です。
個人で取得した車両本体金額、個人契約の駐車場の契約関連費用・駐車場代・車検・自動車税・損害保険料などの費用、これらはすべて個人で負担すべきということになります。
逆に、これら以外の事業に関連して支出したもの(たとえば、事業に関連する外出の際のガソリン代、高速代、駐車場代など)に限って経費として認められることになります。
役員報酬を未払いにしても問題ありませんか?
問題ありません。(むしろこの方法で会社の運用資金を留保しておくケース・お客様が多いです)
株主総会(合同会社の場合は同意書)などにより決定した役員報酬額については、毎月費用計上を行っていれば、一部又は全部が未払いの状態でも問題はありません。 問題がないということは、実際は支払っていなくても支払ったものとして経費として認められるということです。
役員報酬設定の相談も受けてくれるのですか?
随時お受けしております。
お客様に適した役員報酬額のご提案をさせていただきます。
ASCFXで契約後、自分が行うことを教えてください。
毎月、下記を経理担当者にお送り頂き、その1週間後にはお客様専用サイトにて月次決算をまとめてご報告させていただきます。
・立替経費精算書(エクセル雛形をお渡ししております)
・取引残高報告書写
・法人口座通帳写
・領収書類
会社の終わらせ方を教えてください。
解散して清算するか休眠することになります。
解散・清算の手続を取るのが正式ですが、きれいに閉じることができる反面、閉鎖手続には費用もかかるので不振の会社のために30万もかけたくないという意向も強く働き、休眠を選択するケースが多いです。
「休眠」とは、正式な手続の名称ではありません。そのため、税務署や地方の諸官庁に、休眠用の届出用紙があるわけでもなく、通称として用いられています。 もし、顧問契約のお客様が休眠する場合は無償でお手伝いさせて頂きます。