個人と法人ではどちらが節税できますか?

 

今年も残すところあとひと月程となりました。
2019年のトレード成績はいかがでしょうか?

この時期によく受けるご質問を紹介します。

 

・個人と法人ではどちらが節税できますか?

 これまでのトレード成績と予想される年明けの納税額から、現状よりも節約可能なケースを探し求めているのだと思います。
一見、簡単な質問に感じるのですが、お答えするのが難しい質問でもあります。

 理由としまして、国内FXと海外FXではその所得区分が違いますから、適用される税率も当然違います。さらに、海外FXの場合、総合課税の累進税率という所得金額に応じた税率で課税されますから、どの税率を前提にするのかさえ複数通りあります。加えて、国内FXとは違い、海外FXの場合はほかの給与等の収入金額によっても税率が変動しますから、シミュレーションするにも相当な情報をいただく必要があるわけです。

 それにより、「何とも言えません・・・」というニュアンスで雑ともとれる回答をすることもしばしばあります。

 もしご相談いただく際は、
   ・国内と海外の種別
   ・ほかの収入状況
 につきましても、最低限お知らせいただけるとうまい具合に回答できることもあります。

 どうぞよろしくお願いいたします。