既に他事業を営んでいる会社でFXをはじめる
既に他事業を営んでいる会社でFXをはじめる
このようなご相談は珍しくありません。
既に法人を運営しており、そこで新たにFXをするケースについてです。
よくありそうですが、同じような情報はなかなかインターネットでも見つからないそうです。
今日も同様のお問い合わせがありまして、そのお客様から是非ブログに書いてくれとのご要望を頂きました。
既に○○業を営んでおり、そこにFX事業を追加したい、具体的には、FXトレーダーを雇用して運用を任せたいというニーズです。
このニーズは昔からちらほらあるのですが、なかな実現には至らないことが多いです。
その理由としては大きくわけて2つあります。
1.対外的なリスク
主に、金融機関向けへの見え方です。
現在だけではなく、将来融資を受ける可能性がある場合はFXを他の法人もしくは個人で行ったほうが良いでしょう。
たとえば、融資資金を転用してFXに投機してしまうのではないか?と見られますし、マネーロンダリングに紐づく可能性のある資金を完全に排除するため、FXのことを必要以上に敬遠します。
つまり、融資が受けれなくなる可能性が高いので現在お持ちの法人の延長線上でFXを行わない方が良いでしょう。
さらに、売上の浮き沈みも激しいですから、金融機関からのスコアが上がるような話はありません。
2.対内的なリスク
FX口座の管理を他人に任せるということは、その人は法人のお金をある程度動かせる必要があります。即時入出金などへの対応が必要なためです。当然、お金を持ち逃げされるリスクも出てきます。
たとえ、非常に信頼している相手であっても何が起こるかはわかりません。実際に持ち逃げの話はよく聞きます。お金が関わると人は変わる、大きなリスクになることを覚えておきましょう。