1ドル50円時代

『「通貨」を知れば世界が読める。”1ドル50円時代は何をもたらすのか?”』(浜矩子著)を読みました。著者は1ドル50円になるのは時間の問題というのが持論です。ただ、残念ながら本の中心はこの話ではなく、通貨の歴史でした。歴史を見ればわかるだろ、ということなのかもしれませんし言わんとしていることもわからないのではないのですが、もう少し50円になる根拠を知りたかった。

たしかにアメリカはオバマ大統領以下輸出倍増を掲げてドル安政策を打ち出しているから、というのはそのとおりですが、それで十分なのかな。