FXレポート

FX法人の最新情報を発信するレポート

よくあるご質問59 自宅が法人登記がNGの場合、それでも自宅で設立登記を行ってもよいか?

よくあるご質問59 自宅が法人登記がNGの場合、それでも自宅で設立登記を行ってもよいか?

 

「自宅で起業したい。しかし、自宅が法人登記NGの物件である。」

よくあるパターンです。

 

法人登記がNGであることは問題ですが、もっと大きな問題もあります。
実のところ、法人登記は勝手に申請してしまえば、NG物件であろうと登記手続きは問題なく完了できてしまいます。

つまり、大家さんからNGが出ていたとしても設立は出来てしまうのが現状です。

問題となるのは実はその後になります。

郵便受けに法人名を表記できないので、金融機関などからの重要書類が届かず、これによる審査落ちという事態が発生してしまいます。
また、郵便受けからはみ出た郵便物が法人宛のものであった場合、それを見た管理会社・大家さんとのトラブルのもとにもなりかねません。

色々な手配をして創業時期を乗り切ったとしてもいつか必ず問題が起こります。

そこで、バーチャルオフィスという選択肢をお客様に提案することがあります。

もちろん、銀行口座開設の時にはマイナスイメージが払拭できないことも事実ですが、口座開設はどこかしらで必ず行えると思いますし、
その後、自宅の引越しなどがあった場合は、法人の移転登記の必要もなくなりますので、必ずしもバーチャルオフィスがデメリットしかないというわけではありません。

似たような境遇の方がいらっしゃいましたら是非ご参考ください。