よくあるご質問41 法人を休止状態にすることは可能でしょうか?

 

資金的な理由をはじめとする運営上の都合から法人をやめたいお客様もいらっしゃいます。
実際にこういったことはFX法人以外でも起こりえますので特に珍しいことでもありません。

運営していくのが当面厳しくなってしまった、しかし資金繰りの関係から会社の清算に数十万もかけたくない、どうにかならないか?というダメージを極力おさえたいところで法人を休止状態にすることが選択肢の一つになります。

結論は、可能です。


休眠の手続きを税務署等へ行います。
これは、正規の手続きではなく、もう事業を行えないことを届け出ることにより、ある程度状況を黙認してもらうような手続きとなります。
ある程度と言うのは、法人が存在する限りは申告・納税義務は残るため、しかし実質的にはこれを黙認してもらうことを意味します。

言いかえると、申告・納税義務は残るものの、実際は申告も納税もしなくてよいような状態になります。

この休眠状態の会社は将来稼働を再開することも可能ですし、その再開がなければ法務局の職権によりいずれ登記自体も抹消されます。