個人事業で損失、一方FXでは利益が出ている(あるいは、その逆)
個人事業で損失があり、FXで利益が出ている場合。
この二つは異なる所得区分であり、それぞれのマイナスとプラスを相殺することができません。
つまり、個人として全体の儲けが考慮されず、FXの利益に対してのみ税金を払います。
アンフェアに感じる仕組みですね。
そこで、個人の所得だとこのように不利なこともありますので、それならば法人の所得に変えてしまいましょう。
というのが法人化の代表的なメリットの一つとなっております。
法人の場合、事業損失もFX利益も同じ売上の増減として認識されます。
個人のように煩わしい所得区分がありません。
つまり、個人とは異なり、全体の儲けがしっかりと反映されることになります。
当たり前のことですが、これは法人にならないと実現ができません。
いかがでしょう?
意外とこのような法人の利点をご存じない方が多かったこともあり、簡単ではありますが整理させていただきました。
この機会に是非ともご相談ください。