為替相場とFX法人の設立数には相関関係がある
過去、アベノミクススタート時点の円相場は、中長期的に非常に勢いのあるトレンドが続きました。
当時は買いから入るトレーダーやトラリピ系の自動売買派、高金利通貨でスワップを好むトレーダーがこぞって法人を設立したものでした。
一方で、売りから入るトレーダーは度重なるロスカットにより、早い場合は数日で退場してしまうことさえありました。
つまり、トレンドがどちらか一方に明確である時、例えば米ドル/円であれば
買い中心のトレーダーは法人化するケースが多くなり
売り中心の法人トレーダーは退場するケースが多くなり
設立の数としては大きく増える分、一方で大きく法人数が減ることもあるとえいます。
では、実際により多くのトレーダーが法人化を望む相場とはどのようなものでしょうか。
実は、長いレンジが続くような相場です。まさに今です。
このようなケースはレンジの重要サポートラインで買い、少しでも上がったら売る を繰り返すだけなので、自動売買を中心に儲かりやすくなっているようです。
このようなレンジ相場が長く続くと、
買い中心のトレーダーだけではなく、売り中心のトレーダーも法人化するケースが多くなり
法人トレーダーが退場するケースも減るわけです。
今、FX法人は増えていく一方です。
このようなレンジ相場は当然、いつか大きく上か下へブレイクします。終わりがきます。
その際、
「設立の数は大きく増えるでしょうが、一方で個人及び法人トレーダーの退場数が増える可能性が高い」
ので注意が必要です。その時期はそう遠くないのかもしれません。
実は、最近のFX法人設立数は過去最大級の受付数にまで到達しています。
国内、海外ともに法人化は有効な手段であることは変わりありません。
是非とも気軽にご相談ください。