銀行口座開設について
法人を設立したものの、銀行口座が開設できなかったのでは意味がありません。このリスクを心配されるお客様が多いこともあり、「開設しやすい金融機関はどこか?」とよくご相談をうけます。
まずは、設立時の商号や事業目的を整えることから始め、また本店所在地での法人登記が可能であることを大家さんなどへ事前確認し、資本金については100万円以上にし、極力バーチャルオフィスを避けるというのがその対応策としては王道です。
無事設立が済みましたらその次はいざ口座開設です。連携やコストを考慮すれば、ネットバンキングが最優先選択肢になりますが、なかでも口座維持手数料が0円の銀行がおすすめです。
また、固定電話が必須な場合はIP電話で対応すればよいでしょう。
優先的に申請する金融機関の例
- ネットバンキング
- 本店所在地、代表者住所近隣の支店
- 給与振込口座のある金融機関・支店
- 住宅ローンを借りている金融機関・支店
- 口座残高が多い口座の金融機関・支店
- その他法人、個人事業で良いお付き合いがある支店
金融機関選びでさらに注意すべきチェック項目
- 振込手数料は高くないか?
- 口座維持手数料の有無とその金額を確認したか?
- FX業者との相性は良好か?
- 一回、あるいは一日の振込上限金額は問題ないか?
- 海外送金を想定している場合、スムーズに対応してくれる金融機関か?
口座開設までに準備すべきチェック項目
- 履歴事項証明書(謄本)、印鑑証明書、定款などは揃っているか?
- 税務署等への届出(設立届、青色承認、給与支払事務所の開設等)は済んでいるか?
- 株主名簿はあるか?
- 固定電話番号(IP電話含む)を持っているか?
- 事務所の賃貸契約書、あるいは持家の場合はその物件の謄本はあるか?
- 定款の事業目的に関係する事業実態を証明できるか?
- 郵便局へ法人住所地の登録を行ったか?
- 国内FXについて
国内FXについて
それぞれのトレーディングスタイルに合ったFX口座選びが大切です。例えば、スワップ派ならよりスワップポイントが高く、かつ通貨数が多いところを選びます。
または、スキャルピング派ならばハイレバレッジかつスプレッド幅が狭いことが何より有利になります。
他に、MT5、MT4などのシステムトレードへの親和性・両建の許容度・携帯スマホ対応(アプリの充実等)・最小通貨単位やNDDか否か?というように様々な選び方があります。
FX口座開設ですが、100%の確率で口座開設が成功するわけではありません。業者によっては必要とされる資本金額の制限を設けているので、しっかりと設立前に口座開設予定のFX業者を調査することも必要となります。
意外と盲点となっているのが、フリーメールアドレスの使用やその重複登録(メールアドレス等、個人口座との情報の重複はNG)、加えて申し込み時の記入事項のミスによる審査落ちということが挙げられます。
また法人宛の簡易書留が届かなければ審査落ちになりますので、郵便局への法人住所の届出も大切です。どの口座を開設するにしても、100%の口座開設率ではない限り、必ず他業者の選定も行い、予想外の審査落ちに備えることも設立時の大事な準備のうちです
さて、利益を出し続けているトレーダーはどの業者を使っているか?よく聞かれます。
- 秒スキャはDMMFX(資本金1,000万円必要という噂)
- 秒スキャ、シストレはOANDAJAPAN
- 透明性、多用途はAVATRADEJAPAN
というように、実際に勝っているお客様のご利用がある業者さんは安心できそう
です。
海外FXについて
古今、海外FXトラブルが絶えずあります。
しかし、それをご承知の上で海外にチャレンジする方々も少なくありません。
そのリスクの先にさらなる大きな利益があると考える方々がいるためです。
ここ数年の海外FXトラブルから学びましたが、以下が重要であると考えています。
- 経営層に日本人がいないこと(結局逃げた業者はすべて日本人絡み)
- バックグランドやサポート体制に強大な金融機関がついている
- サービス展開先が日本のみはNG(世界展開しているように見せて日本をカモにしている)
- ライセンスは日本国内で取らなければどこも変わらない(日本の金融庁はやはり素晴らしい)
上記を大体クリアしていて、お客様が長らく利用している業者は以下の2社です。
TAITANFX・・・オーストラリア系でオーストラリア銀行信託保全がある。
XMTrading・・・10年超存続している世界中をターゲットにしている海外FX業者。
また、実績は浅いもののとにかく人気があるのは以下の2社です。
THREETRADER・・・オーストラリア系でTMGMのサポートを受けている。
FXGT・・・仮想通貨にも強い今旬の業者
ご参考までに。
国内外問わず、大きなリスクがありますから余剰資金でのチャレンジが前提となります。