コラム25 身内に黙っての法人化・・・

 

あまりおすすめしません。


重要なことを黙っているのは様々な、複雑かつ重要な理由・背景があるからだと思います。
しかし、そこから良い結果が得られたケースもあまりみたことがありませんので、やはり得策とはいえません。

 

一番、多いケースは夫婦間での秘密の法人化です。

例えば、旦那様に内緒で奥様が生活資金をFXにまわしているケースで秘密の法人化が始まります。

個人で稼ぐと扶養から外れてFXをやっていたことが旦那様にはいずれバレてしまうので、法人の箱の中でそれを行えば安心だという考えです。

「副業がバレずに個人的な資金をコツコツ増やせる」

というのが本音だと思います。

ほかにも、愛人宅での法人設立もあるくらいです。


前例からみますと、内緒でいると、いつか必ず身内で問題が起きるように思います。

それに関わる私共も秘密をある程度共有せざる得ない部分も生じますし、運営上お互いにその域からはみ出してしまうことが当然可能性としては常にある訳です。

さらには第三者(行政など)も絡んでくるのでいくら頑張ったところで、バレてしまうリスクが消えることはありません。

できる限り、身内に内緒での起業はやめた方がいいといえます。

 

そのリスクを負ってでも内緒で起業せざるえないケースももちろんあるようですので、その場合はもちろんサポートさせて頂いております。