コラム13 バイナリーオプションを第一目的とする法人化について

 

FX業者の中でもバイナリーオプションを売りにしている、あるいはバイナリーオプション口座も開設可能な業者がいくつもあります。

今回は、そんなバイナリーオプション口座の法人化についてです。

 

バイナリーオプションは業者毎にルールが違うため、A社の審査に落ちたからじゃあB社で取引を行う といったことがFXより困難といえます。

 

これが意味している法人化の現実は、

「A社でバイナリーオプションを行うために法人化を行う」

という動機にはじまり、A社で口座開設が出来なかった場合の悲劇です。

 

そこで、今のところ次のように考えております。

 

バイナリーオプション取引に際して、特定の業者しか興味がない場合は法人化のリスクが極めて高いです。

そのリスクとは、

・そもそも、通常のFX口座でいくつかの業者に口座開設申請しても100%口座開設できる保証は何らないこと

・さらに、バイナリ-オプションについては、通常のFX口座開設よりも審査基準が高いこと(例えば、設立1年経過後でないと申請自体がNGとされる業者もあります)

・最近の審査落ちの傾向のひとつである、個人口座を持っていると法人口座で審査落ちすることが多い現状により、

さらに審査落ちのリスクが高まってしまいます。

 

以前はそんなことがなかったのですが、バイナリーオプションに規制が入ってからか、バイナリーオプション目的の法人化はもっと慎重に考えた方が良いかもしれません。