バーチャルオフィス:信金や地銀の口座開設審査は厳しい

 

以前は、バーチャルオフィスに本店所在地を構える法人にとってその存在が大きかった地銀・信金でした。

なぜなら、バーチャルオフィスの銀行口座開設をNGとしている金融機関が多い中、結果的に口座開設できてきたからですが、ここにきて厳しい状況になってしまっているようです。(首都圏近郊のはなしであって、沖縄はまだ問題ないようです)

金融機関や支店・担当者等の違いはある程度あるでしょうが、基本的に都内の多くの信金・地銀がバーチャルオフィスを完全にNGとして審査さえしてくれないところが増大しているようです。

とても厳しい現状です。

 

地域や金融機関によっては簡単に口座開設できたりもするのですが、今までのように開設可能口座として計算できる金融機関とはもう言えません。

むしろバーチャルオフィスにとって口座開設しやすいのは今はメガバンクかもしれません。

特にこの時期は3月決算前なので、その点で口座数を増やさなければいけないという金融機関側の事情もあったりするかもしれません。

 

審査に時間はかかりますが、メガバンクの中にはバーチャルオフィスでも審査してくれるところも未だにあります。

先日、お付き合いのあるメガバンクの担当者から聞いた話では、

「バーチャルオフィスでも当然、審査はします。ただし、その中の多くが逃げることを目的とした法人であるので、注意深く審査しています。プラス材料となるのは、長期間の事務所賃貸契約であること、またできればスペースもなく単なる住所貸しのオフィスは避けた方が良いです。実態も把握できず、契約期間も短く、信用度がガタ落ちすることが大半です。」

ということでした。

 

引き続き、銀行口座開設の方も見守っていきたいと思います。