よくあるご質問57 赤字経営でも問題ないのか?


これは良く聞かれます。

 

法人の運営は、銀行から融資を引き出す目的があれば良い決算書(黒字)であることが大切です。

しかし、逆にいうならば、対外的に決算書をみせる機会がなければ特別良い決算書である必要はないということになります。


これをお客様に説明すると、

「赤字になっても大丈夫か?」

と良く聞かれます。

 

「問題ありません、むしろそれが理想的なかたちです」

と答えます。

 

しかし、本気の赤字は厳しいものがありますが、ここでいう赤字経営は「赤字を目指した結果の赤字」なので、余剰資金さえどこかにあれば何ら問題はいりません。

 

おそらく一般的には、

赤字=倒産?!=なんだかマズいのではないか?!

というところが当たり前の考え方なのだともいます。

 


節税目的で法人を設立する場合は、なにしろ納税をできるだけ避けたいことから、赤字であることが最小納税を意味する事につながるので、理想の状態ともいえるわけです。臨んだ赤字は何ら問題が無いということです。